BRUNSWICK GREEN
Brunswich Green(グランズウィックグリーン)は、日本でいうところの『ふかみどり』。ごく一般的な濃い緑色の呼称です。ご存じブリティッシュレーシンググリーンはこの色から派生したようです。
古くはドイツ ブラウンシュヴァイク(Braunschweig)の騎兵隊の軍服の色で、後18世紀には、イギリスのライフル銃兵の軍服にも用いられるようになりました。英王室のルーツ、ハノーバー家の起源*1に因む、ということもありブランズウィックグリーンは国を象徴する色、という立場を得るようになっていきます。
19世紀後半、『フライングスコッツマン』*2 と呼ばれた列車は機関部分にこの色が塗られ、国が誇った早さの象徴として人々に強烈な印象を与えます。20世紀に入り自動車という新しい乗り物が現れ、その性能が競われるようになると、国際競技など速度を求められる場面に登場する車には、ブリティッシュレーシンググリーンがきまって使われるようになっていきました。
- *1 ブラウンシュヴァイク=リューネブルク公、通称ハノーバー王がイギリス王(ジョージ1世)として即位した。
*2 ロンドン−エディンバラを結んだ急行列車。『きかんしゃトーマス』に登場するゴードンとは、兄弟の設定。
|戻る|
|