2009年、原点のMANXへ!
私たちの海外ラリ−参戦は、1989年に始まりました。競技車を日本で作り、1ヶ月かけて船で運んで本番、また1ヶ月かけて持ち帰り翌年へ向けて日本で準備…。続けること10年余り。何の為に??すべてはミニをどこまでも知る為。どんなところで生まれたのか、様々な背景を身をもって理解したかったのもあります。またメカニックとして、手掛けたミニの方向性の正誤を知る為にも、懐に飛び込むことは必須でした。ラリーという土壌を選んだのは、ラリーには車本来のあらゆる運動性能が求められるからです。正確に走る為の能力と、時に渋滞さえあり得る道路状況をも想定してロードカーとしての一面も併せ持たなければなりません。全盛期、ラリーであれだけ活躍したことにも大いに興味がありました。積み重ねで得たデータは、すべて私たちが触るミニに反映していきました。
ヒストリックで始まったラリー、最後の2年間はタイミングにも恵まれ、モダンカーラリーの最高峰であるWRCのイギリスラウンド (Network Q Rally) に1.3i で参戦。一応クラシックミニの新旧を網羅した格好で、2000年に1つの「区切り」がつきました。
そして10年。体制も充実し初参戦から20年の2009年、私たちの原点である MANX RALLY で海外復帰する覚悟を決めました。奇しくもミニの誕生から50年という節目の年。これ以上のタイミングはありません。とはいえ一度途切れたことを再び始めるのは、初めての時より労力を要します。でもやらねば。実のところは、また走りたいのも本音です。年齢を重ねたこともそうですが、これまでの10年とは走りといい何といい、だいぶ違うかもしれません。前回の10年間、30代だった私はもうすぐ次の大台(私はミニと同じ年です)を迎えます。そう思うと、あまりにも時間がありません。
車両は分解にとりかかったところ。既にどんがらになって、もうすぐボディワークに取りかかります。ナンバーはお馴染み『9741』、色は…??
これから、車両の進捗状況や、ラリー随時ご紹介して参ります。
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